2016年05月27日

欽一





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萩本欽一のことを今後は「欽一」と呼んでいきませんか?という話をした。もう欽一も70半ばを過ぎて両親もいないだろうから欽一を「欽一」と呼べる人間はもうこの日本に残っていない、師匠の深見千三郎先生もとっくの昔に完全に亡くなっている。とすると、今、我々が彼を「欽一」と呼ばなければ、いずれ欽一も自分が「欽一」であると認識できなくなってしまうのではないか?由々しき事態だ。大御所芸能人、もう芸能界にパイセンが居ない、誰からも怒られない人間を下の名前で呼び捨てにしていきませんか。藤村俊二を「オヒョイ」あるいは「オヒョイさん」でもなく「俊二」と呼んだ瞬間に「ああ、次男なんだ」と発見があった。朝丘雪路に向かって「おい、雪路」と思うと自分も大橋巨泉の気がしてきて、ボインちゃんという表現は俺が思いついたんだよねトーク、を披露しに毎年夏にオーストラリアから出稼ぎに来てやろうか、タモリに嫌がらせしたろうか、しかしいいともが終わっていた。急速に老いていく巨泉。巨泉は巨泉より「大橋」と呼んだほうがおもしろいですね。


欽一の話に戻る。俺は上京するまでテレビしか娯楽が周りになかったので90年代にやってた大概のテレビは観ていたけれども、欽一といえば仮装大賞ぐらいしか定期的に見る機会がなく、その昔ファミリーを従えて数字を稼ぎまくっていた時代のエピソードを一機や勤づてに聞くぐらいしか情報がなかった。「欽ちゃんファミリー」という組織に対して結構違和感があって、たけし軍団なら集まって番組やってるのにファミリーはそういうのがない。なのに「欽ちゃんファミリー」という看板だけ空中浮遊している。あるんだかないんだかわからないのに関係者の証言だけがまことしやかに囁かれる。フリーメーソンに近い。


謎だらけの欽一と接近しよう、存在を確認しようと思ったらこれまでは仮装大賞本戦進出が一番の正規ルートだった。もし小学生のクラスを受け持っていたら「めだかの学校」とか「線香花火」とかで子供等を焚きつければかなり可能性は高い。「めだかの学校」なら青いビニルの梱包用テープでつくろった川で白いタイツ着させて泳がさせときゃいいし、「線香花火」だったら真っ黒い模造紙を貼ったパーティションの前に黒塗りで立たせて紙吹雪撒けばいいから。この手はずだったら簡単だったのに、おじさん一匹で出場するとなるとイロモノ枠を狙うしかない。「42歳 自営業 1人」みたいな腫れ物っぽさやギャンブルイズムあふれる作品は1大会に枠が1つ2つしかないのでかなり針の穴を通すコントロールがないと欽一と会えない。教員の皆さんはお仕事大変だけど欽一と簡単に会えるんだからそういうアドバンテージがあるだけまだうらやましい。


だが昨年、駒沢大学仏教学科に欽一が合格した。学歴厨だったのか?となるとつまり、平日日中に世田谷の駒沢キャンパスに行けば欽一に会えるかもしれない。黎明期のバラエティに次々と新しい風を吹き込んだ欽一が、次に着手したのが「講義受けるギャグ」「レジュメ配るギャグ」「代返頼むギャグ」なのではないだろうか。生活の中、大学の講堂に違和感として75歳のおじいちゃんである自分がただ在るだけで生まれるユーモア。マスメディアはもちろん、あるいはお客と舞台との距離感ですらもはや遠すぎる、純粋なリアルライフに根ざした面白さこそ追求しがいがある。素人を起用して、台本どおりじゃない、机上で終わらないお笑いを世に知らしめた欽一のネクストヴィジョン。絶対今のうちに観ておかないと。先があまりないんだから。と、平日の昼間に休みをとって欽一を見に行きませんか?といまのところ3人に声をかけたら、「正気ではない」と言われた。なんでそうなるの?!なんでそうなるの?!と叫びながら全力で高く跳ぶというギャグ、なにそれ。
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2016年05月23日

『私は海をだきしめていたい』の話

お前はムラ社会的な考え方にはまっているから坂口安吾を読み直せ、と言われたので読み直した。どれをという指定もなかったので短いやつをパラパラ読んだ。安吾がどうこう言ってたからじゃあ自分もこうしようってそのまま鵜呑みにするならヒロポン一発打って偽物の焼酎飲んで泡吹いて死んでしまえばいい。あんまり意味がない。そんなことはどうでもいいんだけども、いい加減しつこくて申し訳ないんですが俺は結婚をしたいなという彼女と別れまして、っていうんで今の状況で読むのと学生時代に蒸し風呂状態のロフトの上で読んだのとけっこう思うところが違っておもしろかった。


掲題の『私は海をだきしめていたい』の主人公は娼婦と付き合っている男、ここに安吾の私的部分がどれくらい入っているんだろうかはわからないけれども、存外に参っているときじゃないと書けない、どうせなんにも起こらないんだよ人生なんてのは、というやっつけ、遠くを見ている。女を抱いてもなんとも思わないが単に肉体と接触したい、相手は娼婦でやり過ぎて不感症なので反応もしない、ただ単に交わっているだけ、俺は女じゃなくて女の形になっている「水」とセックスをしているだけなんじゃないだろうか?は?だけれども、そこに何の意味もないことがただただ落ち着く。情が移ったら終わり。そういうのではない。意味がなくていい。


"私は悪人です、と言うのは、私は善人ですと、言うことよりもずるい。私もそう思う。でも、何とでも言うがいいや。私は、私自身の考えることも一向に信用してはいないのだから。"


「私はきもいです」と言うのがいちばんきもい。「私はきもいです」と表明している奴は本当にマジで自分が想定している範囲外にきもいということに気が付いていないからおぞましいくらいきもいのだが、最後に「私は、私自身の考えることも一向に信用してはいないのだから」のところまで行くと、巡り巡ってあげくにどうでもいいんだよ、と吐き捨てられる、吐いている痰に魅力がある。


学生の時に読んで、こんなもんかねえ!!女を抱く行為ってこんなもんなのかねえ!!と放送室の松ちゃんばりに、かつ隣人に迷惑にならないように叫んで眠るだけだったが、ようやっとなんか意味ねえねこれ、が理解できてきた。ただ、


" 私は始めから不幸や苦しみを探すのだ。もう、幸福などは希わない。幸福などというものは、人の心を真実なぐさめてくれるものではないからである。かりそめにも幸福になろうなどと思ってはいけないので、人の魂は永遠に孤独なのだから。そして私は極めて威勢よく、そういう念仏のようなことを考えはじめた。
 ところが私は、不幸とか苦しみとかが、どんなものだか、その実、知っていないのだ。おまけに、幸福がどんなものだか、それも知らない。どうにでもなれ。 私はただ私の魂が何物によっても満ち足ることがないことを確信したというのだろう。私はつまり、私の魂が満ち足ることを欲しない建前となっただけだ。”


ここまで達せてはいないし達すべくして生きたくない。一生孤独で畳の上で大の字の染みになりたくないよ。まっとうに幸せになれたら上がりなのでどこまでも虚無虚無虚無、は恐ろしすぎる。こうならないようにしたい。好きなんだら同じこと重ねて標榜せんかいって言えたものかよ。俺は当たり前の奥さんがほしいです。安吾はこの文章を発表した6年後に結婚する。


だるそうにちゃぶ台を拭いている姿、洗面器に足を突っ込んでいる様子がふとエロいっていうふとしたエロさを噛みしめられるようになってきたのも読み直したおかげで気づいたからよかった。夏という季節は女の人がエロいので好きなのかもしれない。蛇足になるけれども、Twitterでフォローしている女の人がこの話を好きだ、と書いていた。女の人もいいと思うのか。女は海だ塩水だ、生理食塩水だos-1だと言われているのに、惚れ込めるものなのか。ご意見ご感想は「njomooo」までお待ちしております。
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2016年05月21日

とんかつのお茶漬け

5/20(金)朝8時半に新宿着。そして池袋へ移る。ファミリーマートの脇に腰掛け、目の前を異様にゆっくり通り過ぎる廃品回収車を眺めながら男梅サワー350mlを空ける。10時、夜行バスの照明点灯時より調べていた、スクール水着を着用した女性が、自分で押さえたホテルに訪れる系の風俗店受付に向かう。平日だし開店同時に行けば競争はないだろう、と雑居ビル4Fの看板も出していない店のインターホンを鳴らし、ドアを開けてもらうと、ゴールデンボンバーの人似の若いあんちゃんと自称料理人・平野寿将似のおっちゃんが鳴り止まない電話の応対に忙しくこちらに意識をまったく向けてもらえない。ようやっと用件を伝えると、今から最短案内で13時になるとのこと。13時からはハロプロショップ訪問の約束があり、いくらスクール水着着用の女性に相手してもらえると言えどハロー!プロジェクト所属の肩書きに勝てるわけがない、電話応対に追われている間に男梅サワーのアルコールがすっかり抜けて冷静になり、また今度にします、と雑居ビルを出る。性的サービスなんかラーメン感覚で受けたいよ。午前から午後まで待てないよ。


13時まで本読む。


ハロー!プロジェクトショップ駅で家臣くんと合流する。仕事をサボりあるいは抜けてアイドルショップに向かう社会人と呼ばれるわれわれはしばしば世の中では気持ちの悪いうんちと呼ばれる。風俗の話した後に個人名出したくないので、あの娘とあの娘とあの娘が特にかわいく、あの娘のバースデー記念写真は所有せねばなるまいと誓う。しかしながら、本日ハロー!プロジェクトショップを訪問したものの、翌日また別の友人とハロー!プロジェクトショップを訪問する予定があり、あくまで品定め、購入を見送る。


お昼ごはんに とんかつのお茶漬け を食べる。味が薄い場合はこちらをおかけください、のタレをだばだばかける。べろが馬鹿なので。家臣くんと別れ、高円寺へ。夜からorui君と合流する予定があるもまだ太陽が真上にある。せっかくの高円寺、先ほど風俗に行く機会(オポチュニティ)を逃したこともあって名残が惜しいので、5,500円を支払うとウーロン茶を運んできてくれた女性がなぜかおちんちんを舐めてくれる系のお店に入る。パネルを見ながら指名する。


「この娘でお願いします」
「1時間待ちですね。しかも生理です。この娘なら30分でいけます。生理ですが」
「生理じゃない娘いますか?」
「この娘は生理じゃないですが、おすすめしかねますね」
「じゃあこの娘(30分でいける娘)で」


自分の口から「生理じゃない娘」という要求が出るなんてよっぽど地に落ちたと騒いでいたけれどよっぽど地に落ちていた。排卵をNG条件とする。地獄に落ちる。当たり前。生理じゃないがおすすめしかねられた娘の立場に本来回るような心構えで生きてきたのにたった5,500円ぽっちが惜しいか。惜しいです。申し訳ありませんでした。しかも薦められた女性はご指名率No,1らしい。肩書きに弱い。約束の時間が書かれたカードを渡され、ぶらぶらして時間つぶす。


入店、しばらくしてブースへ。女性来る。ギャルだ。好みではないというか好みにしようとしなかったタイプ。


「大阪から来たよ」
「それが自慢になるかよ」
「No,1てすごいね」
「たまたまだよ」
「俺もNo,1になりたいよ」
「知らないよ」


格好よかった。こんなにも美しく背負い投げされると受身の取りがいしかない。ひたすら受け身とる。こういったお店は得てしてユーロビートが流れておりやかましい。彼女とお付き合いのあったころ、夏のまだ日がある時間に事に及んでいた時に何に一番興奮したかというとセミの声で、子どもたちが野っぱらで駆け巡っている間際に私は女性を抱いている、その違和感というかくずれみたいなようなものがなにやら血液のめぐりをよくした。だから、ユーロビートの代わりにセミの声のオムニバスを流し、マットは畳張りに変え、冷房をかけない「ピンサロ・蝉しぐれ」を開業してくれませんか。私は通います。あと、ユーロビートだとコミュニケーションが取りづらい。単純に声が通らなさ過ぎるので。


1畳半ぐらいの窮屈なスペースで脚を伸ばしていたら、左のふくらはぎが攣ってしまった。普段生きているだけでエコノミー症候群かかるような生活を送っていたバチが今当たった。性的なサービスを受ける代償に左脚を捧げなくてはならないんだろうかと覚悟決めるぐらいに痛い。女性にくわえてもらいながら悟られないようにさりげないが必死に左足をストレッチする。みるみるしぼむ。くわえるよりNo,1なら人の左脚が腐るのを治してくれ。我慢する。お題目を唱える。いつの間にか治る。


両方の乳房で摩擦される行為を受け、終わる。お前がナンバーワンだ。恋をしてしまいそうになる。なぜならば両方の乳房で摩擦してもらったからだ。女の子は茨城出身でヤンキーまみれの田舎が嫌で東京に出てきたらしい。境遇が近い。恋をしてしまいそうになる。店を出た。まだ左足に鈍痛がある。びっこになってしまった。


orui君と会う。orui君を簡単に説明すると、「人とけんかをする前に、八角形の金網の中で挑発してくる相手の足元に懐から取り出したピストルを一発撃ち、これじゃフェアじゃないだろ、お前も使えよ、ともう一丁を相手に無理やり握らせる」、ような流儀にうるさいろくでなし野郎なのでいつも話すときに始めからピストルを持っていく。タイ料理を食べたり煮込み料理を食べたりしながら話す。高円寺なら誰か来るだろ、とtwitterで声をかけてみるとsudoさんが捕まった。sudoさんもおおかたろくでなしなので話弾む。twitterの力を過信し、女の人来て〜!と声をかけるも簡単に股を広げてくれるのはsudoさんぐらいで誰も来てくれず。失意の高円寺で解散する。


高円寺の自遊空間に泊まる。ここはいた分だけ払えばその料金という自分ちより快適な場所なのですばらしい。一生いても死ぬときに一生分の代金でセーフになる。東京に来ると結構な頻度で利用する。というわけで文章が書ける。もうすぐ入店から9時間。シャワーを浴びてきます。ひげを剃る。
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2016年05月15日

2007年8月の音楽

高校2年生の夏休みの記憶がすっかり抜け落ちている。昔のことを逐一細かいところまで覚えているほうではないけれどもいちいちふびんな出来事は泥として目の周りに塗りこんで、決して忘れてなるものか、とるろ剣で寺が燃やされたあとの安慈ばりに業として焼き付いている。何かこう青春げなエピソードでもあれば死ぬまでしがむつもりで、パッと出てくる高校時代のプレイバックは家庭科の時間に異性と1時間×2コマほど会話をした、ような?とかズタズタの陰毛が写りまくっているフイルムのみ。桐の箱に入ってました。ともかくも、プラスとかマイナスとか、ピクリとでいいので針が触れたシーンがあったなら無理やりへばりつけるのに、高校2年生の夏休みの記憶がすっかり抜け落ちている。思い出そうとするといつの間にかよく眠れる。

当時我が家にDVDレコーダーが届いた頃で、テレビ番組が高画質で残せるようになった。夜な夜な、クーラーの効いた居間で、録画した甲子園の映像をチアリーダーが映っているシーンだけ切り取って編集しているのが唯一、高2の夏休みの記憶。お前と同い年の奴らが人生賭けてるのを見ながらどういうつもりでちんちんをしこっていられるんだ。だからお前はその時死んでおけばよかったのだ。帝京高校のチアリーダーが可愛かった。狙い目は得点が入った瞬間のほかはもちろん、1イニング終わった後の校歌、特大のファール、視聴者からの応援メッセージが読まれた時など。性癖のひとつにチアリーダーがあるのは高校野球のせいで、高2の夏休みなんか無ければよかった。

と、のんべんと何もなかったと喚いているのもよくない、確か高校生の時に他にやっていたことといえば音楽を聴きだした、演奏してはいない、ただ聴くやつをやりだした頃のはず。懐メロ特集聴いたらあの時ああだった、を揺り戻させる引き金になるかもわからないので、俺が17歳だった2007年8月の月間オリコンチャートを振り返っていきます。


10位 モーニング娘。『女に 幸あれ』
この時のメンバーがぱっと出てこないのに今のメンバーならすらすら言える人間になってしまった。久住小春さんが加入した頃か。久住小春さんは俺が大学の時におはスタに出ていて、授業にもろくに出ずおはスタ見てから夕方まで寝ていた時期にもお世話になっており負の印象が勝手に強い。すみません。


9位 FLOW『ANSWER』
GO!!のあんちゃん達だ。この曲は覚えてない。「壊れそうなほど捨て身で愛を抱きしめるよ たとえそれが夢幻でもかまわない」本当に?本当にかまわないのか?うそを歌わないでほしい。動画を見たら堂アナウンサーが可愛かった。この頃のテレ朝の女子アナ好きだったな。前田アナとか大木アナとか。思い出してきた……


8位 RSP『Lifetime Respect-女編-』
人の8月の月間チャートで勝手にランクインしないでくれ。でも確かにいろんなとこでかかってたなこれ。田舎のジャスコで聴いた覚えがある。文化の終わりか?「あんたの子ども 産んで育てたいベイビー」という母のもとに産まれてきた子ども。「-女編-」って。だからオンナはバカなんだ。


7位 ORANGE RANGE『イケナイ太陽』
2007年の生きづらさ。インターネットをやっていたので、ORANGE RANGEの『パクろうぜ』宣言とかドクターマリオの曲と照らしあわせたやつとかインターネットの潮流に乗っかって一緒になって叩いてたな。でもいまだにメロディーは記憶にあるしパクりパクられの糾弾はだんだん下らなくなってしまったのでORANGE RANGEもさほど悪くなかったように思えてきた。これが老いるということ。


6位  RIP SLIME『熱帯夜』
「聴いている」側と「聴いていない」側に別れる音楽っていうのはいつの時代もあったのでしょうか。たとえば尾崎聴いてるやつとは距離を置きたいとか、ビートルズって怖いわ、白人の不良のやるやつだろとか。振り返ってみるとじゃなくてあくまで当時の聴き方として。俺は高2でリップスライム側の人間とは友達にはなれなかった。
最近何だか知らないが、ラッパー同士でラップのケンカをする動画が流行っている。明らかになで肩だろ、棒きれだろ、筋肉に潰されてきただろ、という人間が筋肉側に肩を持っている。なんでだよ。マイク1本での勝負に感情移入し過ぎるが余りにこれだったら俺にだってできるだろ、が増長しているようで気持ちが悪い。いざ本意気の腕力勝負になったら負けちゃうんだから大人しくしようぜ。ブログ書こうよブログ。ナードなんだから。


5位 タッキー&翼『SAMURAI』
タッキーかっけー……


4位 Aqua Timez『ALONES』
もう居たのかAqua Timez。Time「z」。「Z」の文字は古くからZ戦士の証として格好いいという、分かり合える価値観もあったのに目を向けなかった。もったいない。Aqua TimezのこのPVのように、地下駐車場でメンバー同士互いに距離をおいて楽器弾いてるバンドが急に流行りだした記憶がある。話はずれるけどもHYっていうバンドがあって、テレビにさほど露出していたわけじゃないはずなのに学生の頃カラオケで連中の「AM11:00」を歌うやつが必ず居た。何でなんだろう。筋肉同士のネットワークでだけ流通しているいかがわしいピンク音楽なので国はHY並びに地下駐車場でPV撮る集団を取り締まってほしい。

長げーーーーーーーー。トリプルA面だろうか。日差しを浴びているくせに不健康極まりない白さの韓国人のPV。韓流ブーム、も嫌いで、うっとうしいなって遠ざけていたのも思い出した。最寄りのGEOでファイトクラブを借りようとしたら置いてなくて、一角が韓国輸入の連ドラで埋め尽くされていた。当時NHKで擦り切れるぐらいパワープレイされていた『宮廷女官チャングムの誓い』を両親が追っかけてたので、そこから拾った「目上の人間に対する朝鮮式のおじぎ」という一ネタがネット右翼の友人にややウケた。夏の日差しに晒されながらも色白すぎる。いかがわしい。


2位 大塚愛『PEACH/HEART』
大塚愛といえば、ベロを出しているアルバムのジャケットが精液をぶっかけるコラージュ画像の素材に使われまくっていたこと、『さくらんぼ』が広島カープ江藤と近鉄バファローズ山下の応援歌を混交して巧妙にパクられているんじゃないかという検証FLASHがインターネットに上がっていたこと、など、インターネットのさらし首として槍玉に上がった結構な元祖なんじゃないか。
今自分は、パクリを糾弾する人間に大したやつ、ろくなやつなんかいた試しがない。という立場で、まさかORANGE RANGEのYAMATOさんと見解が一致する時が来るとは。あんなに嫌いだったのに。わからないものです。


1位 Hay!Say!7『Hay!Say!』
ヘイセイセブン。俺も一応平成生まれだからヘイセイセブンに加入する資格はあるんだよね、というユーモアを披露してしまった経験のある平成生まれのジジイ、俺と一緒に首を吊りましょう。2007年の8月、平成生まれの連中がオリコンチャートの1位だったらしい。つまりは、顔とダンスと歌がよければウケる。長々書いたけれども結局そうだった。何も前向きになれなかった。無念だ。明日の朝セブンイレブンでどのおにぎりを買うか。
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2016年05月08日

すず

忙しいところ申し訳ないね、ちょっと座っておじさんの話を聞いてくれ。君は昔、おじさんたちの仕事にケチをつけてきたことがあった。「他人の声を拾うだけの仕事を続けられるなんて理解が出来ない」と言った。それはそうだろう。煙草いいかい。君はそんだけ若くしておじさんの稼ぎなんかとうに超えてしまっている。こうやってストレスを発散するためにおじさんは煙草を吸っている。この銘柄がいまいくらか知っているかい。430円。1日1箱単純に吸ったとしたらひと月で13000円ちょいだね。君の声を何時間か拾って、ひと月ぶん。おじさんはやっと精神がリラックスできるんだ。


人は皆誰かに支えられて生きているというね。だけれども、おじさんの考えは少し違う。おじさんはすずちゃんの一挙手一投足を追いかけて、日々を過ごさせていただいている側の人間なんだ。支えているなんてとんでもないね、おこがましい。これに懲りたりへこたれたりなんかして、スタッフに愛想を振りまくようになってはいけないよ。浮かんだままに言葉を繰り返してほしい。この現場で、君がふっと仕事が嫌になって、世間の声がうるさくなって、居なくなっちまったら撮影は中止、つまりおじさんは食いっぱぐれる。お気に入りの銘柄が吸えなくなってしまうんだ。だから、そのままで居てほしい、いやむしろ、そのままでいる必要がある。


おじさんが「人の声を録音する仕事に就きたい」と意識しだしたキッカケはね、どうしても「人の心の声」が聴きたい、っていうのがあったからなんだ。ちょっとカッコつけてるかな。機械の性能は良くなっていく。昔おじさんが駆け出しの頃なんか、こーんなごっつい竹竿みたいなマイク振り回してたし、体力に自信がなかったから現場に来る度に憂鬱だった。でも今じゃこんな小っちゃくて軽いやつでクリアに録れてしまうから、おじさんがゼイゼイ息切らしてたあの頃なんだったんだよ、ってちょっと舌打ちしたくなるけれど、大変だった時代を経ているから、「今、努力している人の声」が聞こえるようになったんじゃないかなって、こじつけみたくなってたらゴメンね、でもそう感じている。「人の心の声」は、いくら機械が進化していっても聞き取れるものじゃないんだね、自分が努力して、成長した。要は経験かな。まだまだ勉強するべきことは多いんだよ本当に。嘘の気持ちじゃなくて、本当に今マイクの前の対象が「何を感じているか」を知りたいから、君が「他人の声を拾う」だけの職業に、意義を感じている。おじさんの食いっぱぐれの話はちょっと伝え方が不味かったかな?お金は儲けてないから、実際に生活してかなきゃならないんで、お金半分、気持ち半分で仕事をしてる。その「気持ち半分」のところをわかって欲しかったなっていう、長くなってごめん!台本覚えなきゃだよね、俺もスタンバってくるから。じゃあ本番よろしくお願いします。


すず…嗚呼すず…
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Katsu

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まず「Big Katsu」を2回書いている意味がわからない。寝ぼけてたのか?自社製品のパッケージデザインって、案がそのまま素通りするじゃなくて、おそらくいろんな大人が絡んでいるはず。大なり小なりの会議で誰も「ん?"Big Katsu"、2個無い?」と気付かなかったのか?もし、「Big Katsu」を消費者に印象付けたいと、パッケージのそこかしこに文言が散らばっているならまだしも、「2回」である理由とは。本当に何回見ても2個あるなこれ。立体視かもしれない。でも、仮にこの「Big Katsu」が1個しか書かれていなかったとしたら、余白にちょっと寂しくなってしまう。今までそこにあったものがいざ無くなったら、寄り添っていた「Big Katsu」の重みが消えてしまったら悲しい。いや、そんなことはないな。「Big Katsu」一個になったんだ。と思うだけだな。か、それか「直ったんだ」と小声で言う。


そもそも、"カツ"のスペルって「Katsu」なのか?確か元ネタはカツレツという料理で、日本古来のやつではなくて、おそらく遠い国から伝わってきたんじゃないのか。「Big」は英語だからアメリカかな?アメリカの定食屋で「Katsu Rice」と書かれていて、注文してカツ丼だったなら裏付けになるから調べに渡米しようかな。そうなったら、「Katsu」の「tsu」がウェイターにきちんと伝わるかどうか。舌畳んだり裏返したりするやつだ。指差して「これ!」もかっこ悪い。「バニラ・アイス」が通じない日本人あるあるみたいなのもあるし。「ヴァニラ・アイス」って、「ヴァギナ」って言ってるのとほぼ同じだろ。恥を知らないのかアメリカ人は?


左側の黒縁取り、パープルの『カツ』。違和感でしかない。しかし主張が強い。ニコニコでカツを揚げる動画があったとして、「カツ」とだけ急に巨大なフォントで流れてきたみたいな、「確かにそうだけど、お前なに?」の『カツ』。不安になってきた。これが流行っている不気味の谷か?なんでお前はここにいるんだ?


小窓から実物のカツが覗いている。明らかに美味しそうな印刷のカツよりもやや干からびている。嘘をつけなくて、「我が社の製品のコンディションはいかようになっております、お客様、大変申し訳ございません。しかしながら、不肖、手にとっていただきたい、口に運んでいただきたい、何卒ご賞味をば宜しくお願い申し上げます」という真摯な気持ちから開けた小窓、フィルム越しのカツ。この小窓を開ける決心に至った40代後半の、妻もあり子どももあり、なおかつ葛藤に負けてしまった白髪交じりのサラリーマンの最後の抵抗、良心の現れ。がこの半径2センチもない円形から見て取れますね。


いや、見て取れないよ。良心なんかない。だいいち、カツって言われたら豚のお肉だろ。魚のお肉使ってるのずるいだろ。騙しやがったな。「そんなつもりはございませんが、原材料表記をお読みいただければお分かりいただけるかと」って言うんだろ。ふざけやがって。「カツ」って言えばお肉。魚のお肉はお肉とは言いません。子供の頃に、30円でお肉食べられるなんて、こんな幸せあるだろうか、とはしゃいだ記憶がある。スイミングスクールの帰り道だった。あの嬉しいという感情を返してくれ。倍の60円払うから返してくれ。


「菓道」という会社がビッグカツを刷っている。菓道はあの「カットよっちゃんイカ」も刷っている。駄菓子を刷っている企業では最大手の一角。「菓子」の「道」と書いて「菓道」、人を騙しているくせに何が道だ、"剣道"という道を名乗っていっておいて、いざ試合でピストル使って相手を殺すのと一緒だろ。騙されてたまるか。ビッグカツ(Big Katsu)は嘘だらけだ。


でも美味しいから大好きなんだよな。「30円で手に入る最大限の幸福」っていう帯コメントを書きたいな。菓道さん、宜しくお願い致します。
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2016年05月03日

喧嘩の仕方がわからない

彼女と別れてからしばらく経って今、性欲がほとばしっている。女性の体が抱きたくて仕方がない。昨日飲み会から帰ってきて、家に着くやいなや背広のままで洗体エステを吟味し、この子にしーよう、と黒髪ショートの女に目星を着けた時点でようやく寝巻に着替えて就寝、翌朝6時に目覚め、出勤状況をチェックすると既に300分待ち、他の娘達も最短で100分そこらかかる。ゴールデンウィークにお前らは他にすることがないのか。それでいいのか。ここから予約入れて風呂入って電車乗って、って考えると急に冷めてしまいしこって二度寝した。そのような毒ガスのゴールデンウィークを、両親の帰省要求を蹴ってまで過ごす。


しこるのにも、近頃はAVが使えなくなってきた。ていうのも女優がプロとして努力をしているから。この女性たちが労働をしているのに俺はしこっている場合なのか?いいえ、しこっている場合ではないだろうと申し訳無さが興奮に先立ってしまう。では、何を持ってして為すかと言うと、目下世話になっておりますのがでんぱ組.incの誰か、特に夢眠ねむさんか水曜日のカンパネラのコムアイさん。何故ならば努力をしていない気がするから。俺は最悪か?先ほど黒髪ショートの風俗嬢をサーチしておりましたが、夢眠ねむさんといいコムアイさんといい、性的には興奮を持てるんだけれども仮に付き合うとしたらろくな事がなさそうなので嫌だ。黒髪ショートの連中は地下のお笑いに理解を示してみたり、システム・オブ・ア・ダウンを聴いていたり、ゴミみたいなゾンビ映画をあえて楽しむノリに勘違いして首突っ込んだり、minneで昔の彼氏に買ってもらったカエルモチーフのリングをはめていたり、とかくどうしようもないかぶれ方をしているに決まっているからしこったところで誰にも文句を言われる筋合いはない。男わかっているつもりなら貴様でしこってもよかろうが。


慶應義塾大学をご卒業されていることでおなじみ、コムアイさん率いる水曜日のカンパネラの楽曲。Youtube公式チャンネルで公開されているものを何曲か聴いてみた。たとえば、『桃太郎』は、引きこもりでニートをやっている桃太郎が爺さん婆さんに尻を蹴飛ばされてしぶしぶ鬼退治に行くという筋の歌。桃太郎とか昔話改変で笑いを取るのはなかやまきんに君の筋肉落語で決着がついている。中途半端な「バンゲリングベイ」、「天外魔境U」、「魂の16連射」、といったいい線ついてやった感丸出しのフレーズも、平成4年生まれのコムアイさんが、付け焼き刃でこの辺押さえときますか、ハドソンで統一しときますか。へー、こんなの若いのによく知ってるじゃん、で男を惹きつけ、桃太郎がニートっておもしろ、という女を惹きつけ、Mステで披露して「まさか地上波で」票を得て、なるほど見事にうまく行っており流石慶應義塾大学をご卒業されているだけのことはある。全て聴いたわけでないので、もしかしたらこれは光っている、という曲もあったら申し訳ないのでしこるのを止めるけれど、今のところは「付け焼き刃の女じゃん」と感じている。wikipedia要約お姉さん。『千利休』、『シャクシャイン』、『ラー』。かといって、「これを盛り込まなきゃ甘いでしょ」を案出すのもつまらないけれども。


水曜日のカンパネラのコムアイさんが目下の対象として、慶應義塾大学をご卒業されている以上は大きすぎるとしても、誰かの発言に対して、脈絡があって批判をしても、"わるくち"として捉えられてシャットアウトされる、かもしくは、こいつは自分の成功に嫉妬を抱いているに過ぎない、と仕分けられて「嫉妬BOX」にアンケート用紙を放り込まれ、カギをかけられてしまう。この間青野くんというアルファーツイッタラーに「死ね」と急に絡みに行った件に関しては、社会人ですし、我ながら流石にただの輩なので非常識で大いに反省しておりますが、ただ彼の発言内容に対して、影響力から鑑みて汚物の跳ね返りがあっても良いのではないか。つまらねーので。「批判こそ是なり大いに結構、文化の発展の為!」、などと口では簡単に言えるけれども、いざてめえよ、息を吹きかけられると臭いのでどっかいってくれ。ブロック。って、おかしいだろ、と声を荒げようとする。が、果たして己は?と。このブログのコメント欄を閉めているのは、クソ誹謗中傷が届くからなので「有名でもないのに嫌だ〜〜」と耳を塞いでしまったからなんですが、正当な批評批判が届いたとしてそれも弾いてしまう。難しい。良くないでしょ、と言うのはちょろい。まっとうに物申してくれているのか傷つけたいだけなのか。これは批判でこれは中傷だ、ラインの引きどころは受け止める側次第だ。ここのブログのコメント欄は開けるつもりはないのでなんか許せなかったらツイッターまで一言願います。


たしか小学校高学年の頃に、体育のバスケの時間にあまりにも俺の運動神経が悪く、チャンスをことごとく潰していたのがきっかけで言い争いになり、うるせえ、しょうがねえだろとカッとなって人差し指で相手のまぶたの上から眼球をグッと突き、駆け付けた教師にメチャクチャ叱られた。弱点を狙って潰してやろうという思いつきだったのだろうけれどもお前怖すぎるよ。ねじ伏せれば勝ち、とどこかで思っているんだろうか。いまだに喧嘩の仕方がわからない。



5/4PM1:00追記:コムアイさん作詞作曲じゃないのかよ。喧嘩をする時には相手を知らないといけない…情報大事説。反省をしています。しかしウラのオトナがけしかけているとしたら、なお寒いぞ
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2016年05月01日

天と地と

てぃ先生のトークライブに行ってきました。


舞台が開かれる、という情報に気づいたのは先々日で、また、ツイートを改変してボロくウケてやろうかな、と鼻汁を袖で拭いながらてぃ先生のアカウントを覗いてみると、4/30の土曜に大阪・宗右衛門町のロフトプラスワンウエストにてトークライブを行うとの告知をしていた。ゴールデンウイークにろくすっぽ予定も入っていなかったし、イープラスを開いてみたらまだ席に余裕あり、の○だった。2/8の記事で一度、ブログにも書いたことがあるデビルを誘うと「なっ…絶対行きます…」と一瞬でドスを舐め始めたので即2枚抑えた。前売り券2,500円+ワンドリンク代別。

ライブ前日、作戦を練った。

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質問コーナーがある、という文言がイベントの告知サイトに書かれており、それならこの際聞いておきたい、というストックを書き溜めようとしたのだけど、相手のセキュリティが想定すればするほどに堅牢で、6回目のライブともあり、おそらくマニュアルが既にあって、こう来たらこう返されるだろう、というシミュレーションが出来てしまうから難しい。斜め後ろから刺してやれるようなブッ込みはないだろうか?と性格の悪い方向へ、悪い方向へ、とハンドルを切っていくうちに、「2016/4/3のツイートでコナン展に行った話。2016/4/5にちはやふる下の句の宣伝。どちらも日本テレビ資本である、しかもスッキリ!に出演した記録もあるぞ、貴様さては読売グループの差金ではないか?プライベートを明かさない理由は果たしてメディアの操作が入っているからではないのか?」と陰謀論に走りだしたので大人たる我々は一旦ここらへんで我に返り、ラインを引き、本番当日に備えた。


翌日11:30合流、難波、バーガーキングでワッパーを食べた。ワッパー、烏龍茶、サラダのセットで980円取られた。狂ってるぐらい高いだろ、と暴れまわりそうになるがそれは脇においておく。上記のメモ帳をベースにして俺はこれを行くわという打ち合わせが行われた。やっぱり、過去6辺のライブでまだ出てきていない話題を提供してやりたい、鈍くさい言い方をすれば爪痕を残したい、と。あと先般喘息で休業宣言をしたカントリーガールズの稲場愛香ちゃんに、アクエリアスかポカリか訊きたい、療養中のくせにワガママいうなよ!みたいなやり取りマジでしたいという話をして本番までコンディションを整える。


宗右衛門町に向かい、会場入り。予期していたがそれ以上にマジで女しか居ない。で、何と言ってもほとんどが可愛かった。キョロキョロしてしまった。みんな可愛くて。これが天か……と察し、地の我々は一番後ろの席につく。アンケート用紙が配られた。挙手制でなく事前に検閲が入るのか。やはり堅い。記入。ワンドリンク制なので俺はコロナ、デビルはカルピスをオーダー。しかし周りを見ると、何やら薄気味悪い青の飲料を飲んでいる、どうやら当日限定のてぃカクテルらしい。「てぃにしてやられましたね」「てぃ、なかなか出てこんな」と、あの会場で彼を「てぃ」と呼んでいるのは我々だけ、しかもカクテルに口をつけず馬鹿みたいに好きな飲み物を注文して明らかに反乱分子丸出し、チェチェンなら死んでました。

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そして開演。12:30開演とのアナウンスだったがてぃ先生が舞台に現れたのは12:45頃。タモリ倶楽部のオープニングテーマが流れ、手拍子に合わせて登場。「ギリギリでしたね」とのユーモア。?間に合ってないぞ?、と脳内で軽く茶々を入れる。道が混んでいたらしい。てぃ先生はマスクをしており、目線しかわからない。生の現場でも顔を晒しているわけではありませんでした。てっきり、アシスタントか何かが出てきて複数体制でトークするのかな、と勘ぐっていたけれどそうではなくて全くピンで舞台に立つ保育士、1名。単純に度胸あるなと思った。他愛もない、というか他愛なさすぎだろ、という、大阪で迷わなくなった話、「コナンくん」の映画を見た話(てぃ先生はコナンとは言わず必ず「コナンくん」と表現する)、ちはやふるが明日から公開されるという情報など。やはり日テレ資本説がにわかに可能性を増す。いやらしい言い方をすれば「客いじり」もしていた。どこから来たんですかトーク。一番遠いところから来たファンは大分から来たとのこと。てぃ先生に会いに飛行機に乗ったらしい。飛行機なんて沖縄行く時しか使わないだろ普通。そして、男性の方いらっしゃいますか?という煽り。自分、デビル、もう反対側の隅っこに座っている男性を除いては手を挙げていなかった。てぃ先生と一瞬の交流。俺もデビルもあなたのツイートを改変することでややウケを得ております。まあ貴方の規模からすればややどころか波風一つ立っていないでしょうけれども。と表情に卑屈を丸出しにするが、もうこの時点で気づかれていたでしょうか。


てぃ先生のトークの特徴として、「あ、そういえば思い出した、聞いてくださいよ!などと話題が頻繁に逸れる」「擬音やオノマトペが多い」と2つ感じた。これは保育士としての職業柄もそうだろうし、幼児性を巧みに操り、自分のものにして、女性に積極的に頭を撫でられにいける姿勢、それこそがモテに繋がっている。キャラを演じている、誇張している側面もあるだろうけれどもこういった振る舞いがナチュラルに出来る時点でなるほどこれはモテるやつだな、と後方席から白旗を振っていた。保育園には出会いがない、職場恋愛なんかありえない、としきりに愚痴っていたが職場で出会いなんか探す意味なんかもはやないだろ。目の前の100人弱全員抱けるんだぞ。


前半戦が終わる間際、「何か質問などある方?」と、てぃ先生から促された。おっ来たぞ、と思う間もなくデビルがピンと挙手していた。じゃあそこの男性の方、と差され、そそくさとマイクが渡された。


「今見た感じ、周りは女性のお客さんばかりと見受けられますが、正直な話、TwitterのDMか何かで言い寄られたことってあります?」


本当にこの男を連れて来て良かった。こういう特攻を平然と出来てしまうのがデビルたる所以で、98%の女性の視線が集中しながらも下世話な話を放り投げている勇姿を横目に肩をすくめて縮こまってしまった。てぃ先生はけっこうウケていた。本アカウントはDMを相互フォローからしか受け取れない設定にしているが、プライベート用アカウント(といっても2万3000人からフォローされている)はそういったロックはしておらず、ちょくちょく「会いましょう」とか、プリクラの画像と「私です」というDMが届くらしい。スマホの画面をこちらに向け、「こんな感じで」と親指でスクロール操作をすると、女から送られてきた声という声がバババっと次から次へと。目の前の100人弱と2万3000人とセックス出来る権利を保有している保育士。天上人。こういう実情をちゃんと晒してくれたのは好感が持てた。デビルの「あとで紹介してください」はつづら折りになった女の後頭部でかき消されて壇上のてぃ先生に聞こえていなかった。


後半の部、事前に集められたアンケートをもとに喋る。保育士を目指しているワタシに助言を、であるとか、普段息抜きに何されてるんですか、であるとかそういった「保育士」としてのてぃ先生に向けた質問が多かった。正しいあり方であって、保育士としてのプラスの側面しか見せていないてぃ先生から現場の声を聞けるこの機会の貴重さ。俺は子どもは居ないし保育園には今のところゆかりも無いけれども、きちんとそういった職を志している、また働いている人間にとっての励みはある。「きれいごとばっか言いやがってよ」という声もあるのは間違いないけれど、「きれいごと」だけを発信し続けているてぃ先生に助けられている対象もまた、居る。だからこそ、心の内壁にこびりついた意見をいつかほじくり出してやりたいっていうのもある。


自分の「Twitterのゴールはどこですか?」が読まれた。哲学的な質問ですね…というてぃ先生のコメントでひとハネありました。mixiは今廃れてしまったからやめたけれど、Twitterはその気配がないのでしばらくは続けるでしょうね、との返答、正味な話期待していたものとは違ったが、Twitterは辞めるつもりはありませんというアティテュードをうかがい知れた。辞める理由もないだろう。ウハウハなのだから。ウハウハですよ。こんどアメブロも始めるらしい。幾ばくかの金銭が懐に入る。保育士の低賃金問題なんかどこ吹く風で、そのまま突っ走って女を抱いて儲けてくれ。


伝言ゲームというレクリエーションが始まった。2列で1グループになり、てぃ先生から伝えられる文章が伝達されていく。女の人の髪をかきわけて耳元にささやくてぃ先生。畜生、と思いました。順番的に俺はデビルの次だった。なんでこの期に及んでデビルから耳打ちされなきゃいけないんだよ。そして、指定された順番のラストだったので、壇上に上がって文章を発表しなければならなかった。デビルからの情報を抱えてロフトプラスワンウエストの舞台へ上がった。てぃ先生からマイクを向けられ、伝言を読み上げると、他のグループよりも正確だった、とのことでてぃ先生から表彰を受け、俺達の班の人間にてぃ先生・原案のマンガをプレゼントしてもらった。何の苦労もしていないのに、ステージでてぃ先生と同じスポットライトを浴び、なおかつ商品の授与までされてしまい大変申し訳無いという気持ちしかない。


1周で終わりかと思ったが2回戦が始まった。またデビルから情報を仰せつかった。俺がまた壇上にあげられる、とその文章を記憶していると、同じ班の人から、後ろに女の子が1人座っているからその娘を入れてあげてほしい、という声があった。振り返ると制服の、おい女子高生かよ。女子高生が丸テーブルに1人で座っていた。その娘にまったく気づかなかった1巡目、まかり間違って俺が衆目を浴びてしまった。本来ならば絶対この娘でなきゃならないだろ。その娘に文言を伝えた。今回の情報はきちんと流れておらず、頓珍漢な発表をさせてしまった。この女の子、異性の好みに関してはあまり合致しないデビルと珍しく握手をくみ交わしたぐらい容姿も声も可愛く、2,500円を支払って合法でコミュニケーション取れちゃだめだろ、俺みたいな汚いジジイが、と卑下しかなかった。1週目に順番回してあげなくてごめん、と謝りたかったけれど能動的にこちらから声をかけるのは犯罪なので理性で止めた。しかしながら、女性と自然にやり取りできるてぃ先生のトークライブ、きっかけさえあればともがいているジジイたちにはうってつけの場所かもしれない。みんな可愛いし。


ライブが終わり、撮影、握手、サインの列に並んだ。最後まで楽しみたくて。


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俺はてぃ先生よりも身長が低い
posted by バスケ女 at 12:11| 文章 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする