2013年11月30日

マインド・ゲーム 感想文

ちょっと時間は経ってしまいましたが、観ました。


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面白かったです。四畳半神話大系と同じ監督だったんだ、と今ウィキペディアーを見て知りました。あれも面白かった。
漫画家志望の青年・西。乳房の幼なじみ・みょん。その姉・ヤン。物語道中で出会う、クジラの体内に暮らす爺さん。 あたりが主なキャスト。



話をざっくり区切ると、


@ 西がヤクザに殺されるまで
A 神から人生のコンティニューを与えられた西が、みょん、ヤンを連れヤクザから逃亡する以降



の2つに分けることが出来ます。
@→Aの転換シーンで、ありがちな「人生もう1度やり直せるなら?」のIfものかな、と思ったら、「何故、生き返ることが出来たのか」という疑問は最後までうっちゃってしまい、とにかく、新しく始まった「ヤクザからの逃亡」から始まる生活を怒涛の勢いで最後まで描ききります。ツッコんでしまうとこっちが負け、すなわち「野暮」であると思わせるパワーがパない。でも、「メッセージ」はある(何が正解か、はさておき)。折々実写を挟んだり、パースを意図的に狂わせたり、そういった視覚的なインパクトが余計じゃなくて、きちんと映画の大事な要素として組み込まれていた。「マインド・ゲーム」という題も、心象風景を好き放題描いて遊んでみました、みたいな意味が込められてるのかなと。



ヤクザから逃げる途中クジラに飲み込まれ、出会った爺さんとしばらくサバイバル生活が始まって、割りと不自由しない日々にそこそこ満足してるんだけども、最終的にはそこから脱出を図ります。クジラが口を開けると巨大な波が襲ってきて、それをボートで、無理やり、ほぼ秘策無しで、パワーだけで乗り越えるシーンがこの映画の最大のキモ。キッカケとかじゃなくて、1回安定の生活を破壊して外に出るためにはもう、「勢い」しか無いんじゃないか?というようなことを感じましたが、各々これは観て受け止め方が違うと思う。



表現する、っていうのをやりたいようにやっていて、一発じゃ拾いきれていない部分も多々あるし、いずれ再視聴したいと思いました。山口智充さんも出演されていて、やりたいようにやっています。山口智充さんファンもぜひ、鑑賞されてはいかがでしょうか。
posted by しきぬ ふみょへ at 06:43| ラスベガス ☀| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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