2016年05月21日

とんかつのお茶漬け

5/20(金)朝8時半に新宿着。そして池袋へ移る。ファミリーマートの脇に腰掛け、目の前を異様にゆっくり通り過ぎる廃品回収車を眺めながら男梅サワー350mlを空ける。10時、夜行バスの照明点灯時より調べていた、スクール水着を着用した女性が、自分で押さえたホテルに訪れる系の風俗店受付に向かう。平日だし開店同時に行けば競争はないだろう、と雑居ビル4Fの看板も出していない店のインターホンを鳴らし、ドアを開けてもらうと、ゴールデンボンバーの人似の若いあんちゃんと自称料理人・平野寿将似のおっちゃんが鳴り止まない電話の応対に忙しくこちらに意識をまったく向けてもらえない。ようやっと用件を伝えると、今から最短案内で13時になるとのこと。13時からはハロプロショップ訪問の約束があり、いくらスクール水着着用の女性に相手してもらえると言えどハロー!プロジェクト所属の肩書きに勝てるわけがない、電話応対に追われている間に男梅サワーのアルコールがすっかり抜けて冷静になり、また今度にします、と雑居ビルを出る。性的サービスなんかラーメン感覚で受けたいよ。午前から午後まで待てないよ。


13時まで本読む。


ハロー!プロジェクトショップ駅で家臣くんと合流する。仕事をサボりあるいは抜けてアイドルショップに向かう社会人と呼ばれるわれわれはしばしば世の中では気持ちの悪いうんちと呼ばれる。風俗の話した後に個人名出したくないので、あの娘とあの娘とあの娘が特にかわいく、あの娘のバースデー記念写真は所有せねばなるまいと誓う。しかしながら、本日ハロー!プロジェクトショップを訪問したものの、翌日また別の友人とハロー!プロジェクトショップを訪問する予定があり、あくまで品定め、購入を見送る。


お昼ごはんに とんかつのお茶漬け を食べる。味が薄い場合はこちらをおかけください、のタレをだばだばかける。べろが馬鹿なので。家臣くんと別れ、高円寺へ。夜からorui君と合流する予定があるもまだ太陽が真上にある。せっかくの高円寺、先ほど風俗に行く機会(オポチュニティ)を逃したこともあって名残が惜しいので、5,500円を支払うとウーロン茶を運んできてくれた女性がなぜかおちんちんを舐めてくれる系のお店に入る。パネルを見ながら指名する。


「この娘でお願いします」
「1時間待ちですね。しかも生理です。この娘なら30分でいけます。生理ですが」
「生理じゃない娘いますか?」
「この娘は生理じゃないですが、おすすめしかねますね」
「じゃあこの娘(30分でいける娘)で」


自分の口から「生理じゃない娘」という要求が出るなんてよっぽど地に落ちたと騒いでいたけれどよっぽど地に落ちていた。排卵をNG条件とする。地獄に落ちる。当たり前。生理じゃないがおすすめしかねられた娘の立場に本来回るような心構えで生きてきたのにたった5,500円ぽっちが惜しいか。惜しいです。申し訳ありませんでした。しかも薦められた女性はご指名率No,1らしい。肩書きに弱い。約束の時間が書かれたカードを渡され、ぶらぶらして時間つぶす。


入店、しばらくしてブースへ。女性来る。ギャルだ。好みではないというか好みにしようとしなかったタイプ。


「大阪から来たよ」
「それが自慢になるかよ」
「No,1てすごいね」
「たまたまだよ」
「俺もNo,1になりたいよ」
「知らないよ」


格好よかった。こんなにも美しく背負い投げされると受身の取りがいしかない。ひたすら受け身とる。こういったお店は得てしてユーロビートが流れておりやかましい。彼女とお付き合いのあったころ、夏のまだ日がある時間に事に及んでいた時に何に一番興奮したかというとセミの声で、子どもたちが野っぱらで駆け巡っている間際に私は女性を抱いている、その違和感というかくずれみたいなようなものがなにやら血液のめぐりをよくした。だから、ユーロビートの代わりにセミの声のオムニバスを流し、マットは畳張りに変え、冷房をかけない「ピンサロ・蝉しぐれ」を開業してくれませんか。私は通います。あと、ユーロビートだとコミュニケーションが取りづらい。単純に声が通らなさ過ぎるので。


1畳半ぐらいの窮屈なスペースで脚を伸ばしていたら、左のふくらはぎが攣ってしまった。普段生きているだけでエコノミー症候群かかるような生活を送っていたバチが今当たった。性的なサービスを受ける代償に左脚を捧げなくてはならないんだろうかと覚悟決めるぐらいに痛い。女性にくわえてもらいながら悟られないようにさりげないが必死に左足をストレッチする。みるみるしぼむ。くわえるよりNo,1なら人の左脚が腐るのを治してくれ。我慢する。お題目を唱える。いつの間にか治る。


両方の乳房で摩擦される行為を受け、終わる。お前がナンバーワンだ。恋をしてしまいそうになる。なぜならば両方の乳房で摩擦してもらったからだ。女の子は茨城出身でヤンキーまみれの田舎が嫌で東京に出てきたらしい。境遇が近い。恋をしてしまいそうになる。店を出た。まだ左足に鈍痛がある。びっこになってしまった。


orui君と会う。orui君を簡単に説明すると、「人とけんかをする前に、八角形の金網の中で挑発してくる相手の足元に懐から取り出したピストルを一発撃ち、これじゃフェアじゃないだろ、お前も使えよ、ともう一丁を相手に無理やり握らせる」、ような流儀にうるさいろくでなし野郎なのでいつも話すときに始めからピストルを持っていく。タイ料理を食べたり煮込み料理を食べたりしながら話す。高円寺なら誰か来るだろ、とtwitterで声をかけてみるとsudoさんが捕まった。sudoさんもおおかたろくでなしなので話弾む。twitterの力を過信し、女の人来て〜!と声をかけるも簡単に股を広げてくれるのはsudoさんぐらいで誰も来てくれず。失意の高円寺で解散する。


高円寺の自遊空間に泊まる。ここはいた分だけ払えばその料金という自分ちより快適な場所なのですばらしい。一生いても死ぬときに一生分の代金でセーフになる。東京に来ると結構な頻度で利用する。というわけで文章が書ける。もうすぐ入店から9時間。シャワーを浴びてきます。ひげを剃る。

posted by しきぬ ふみょへ at 10:08| 文章 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする